浅煎りの甘さを最大限に出すレシピを検証【エチオピア グジ ラスタ】

浅煎り豆を最大限に甘くするレシピ検証

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ポストコーヒーにてエチオピア グジ ラスタを300g購入。

これだけあれば甘さを出すためのレシピを検証できるはず。

送料無料になる300gで購入

量的には多いが甘さを最大限に出すレシピを探るにはもってこいの量。

自分の場合、注ぎ方で広げて注ぐか、真ん中中心で注ぐの2種類をよく検証として使っているが、広げて注ぐ方法が良い味出せる傾向にあるのでいったん、広げて注ぐ方法のみで検証したいと思う。

ある程度良い味出せたら中心に注ぐ方法もやってみて、味の違いを確かめたい。

そんなやり方で検証していきます。

\ 翌々日には届くよ!/

無くなる前に頼んでね。

目次

豆の詳細

ポストコーヒーにて注文したエチオピア グジ ラスタです。

サイトによる焙煎度は売っている豆の中で一番浅いやつをチョイス。

浅煎りはこれくらいの焙煎度で検証するのが一番わかりやすいと思います。

挽いているときも多少の硬さを感じます。

けっこう浅い焼きの特徴。

中煎りよりだと硬さはそれほど感じず、スムーズに挽けます。

レシピの詳細

レシピはある程度固定して検証します。

1日1杯。

豆:16g
投入量:240g(16g×15倍)
温度は96℃で固定。
ドリッパー:ハリオV60固定
ペーパー:アバカ(ノーマル)

基本的には下の2レシピから

  • 蒸らし湯量(30g or 40g)
  • 時間(30秒 or 40秒)
  • 挽目(11 or 13クリック)

を変更しつつ検証します。

レシピ①

0:0030 or 40
蒸らし 0:30 or 0:4080
1:10160
1:50240

レシピ②

0:0030 or 40
蒸らし 0:30 or 0:4095
1:10175
1:50240

11クリック(TIME MORE C3MAX PRO)

TIME MORE C3MAX PROを使い、11クリックの挽目から、2つのレシピで検証します。

この豆を検証した当時のレシピです。15クリックでも良い味出せてます。

レシピ①

0:0030 or 40
蒸らし 0:30 or 0:4080
1:10160
1:50240

レシピ①検証結果

●蒸らし湯量30、時間30秒

落ち切り2:54

薄さは変わらず。

コク寄りな感じになって甘さが出る感じしない。

バランスは良い。

変な酸味がない所が良い。

スッキリ。

●蒸らし湯量40、時間40秒

落ち切り2:49

薄さが軽減された。

まだ甘さが足りない。

コクはあるし、すっきりめなことを考えるとこの挽き目はよしか。

●蒸らし湯量30、時間40秒

中心注ぎ

落ち切り2:35

全体的に味は行き渡り、バランスは良い。

最初は薄いかなと思ったけどそんなことはなかった。

甘みはそれほどなく、全体的に味が出ている感じ。

後味に少し甘み。

飲んでいると味は落ちてくる。冷めてきたからだろうか?

●蒸らし湯量30、時間30秒

中心注ぎ

落ち切り2:34

薄い。

酸味が目立っている。

まろやかさが消えた。

となると中心注ぎは抽出が少ないっことになる。薄くもなったし。

後味も薄め。酸味を感じる。

レシピ②

0:0030 or 40
蒸らし 0:30 or 0:4095
1:10175
1:50240

レシピ②検証結果

●蒸らし湯量40、時間40秒

落ち切り2:40

マイルドな味になった。

多少薄いが、レシピ①より薄くない。

甘さ、酸味あり。

酸っぱさもなく酸味が甘みを際立てる。

マイルドになったぶん、スッキリさは消えた。

●蒸らし湯量30、時間30秒

落ち切り2:57

けっこう良い味出てきた。

甘さもあり、酸味は抑えられコクもあり。

すっきり、みずみずしさはない。

やはりまろやかな味わい。

●蒸らし湯量40、時間30秒

落ち切り2:53

薄さを感じる。

甘さはあるけど酸味のほうが目立っている。

レモンのような酸味。

甘さが消えたってことは、甘さを出すには蒸らし湯量30のほうが良さそう。

●蒸らし湯量30、時間40秒

落ち切り2:51

甘みと酸味が出た。

昨日とは大違い。

蒸らし湯量30gのほうが甘さを際立たせれる。

ただ若干の薄さを感じる。

薄さを感じるぶん、甘さが少なく感じるのかな。

温度の変更

11クリックレシピ②

90℃に変更。

紅茶っぽい味わいになった。

ちょっとした甘さと酸味。

酸味のほうが強い。

味は悪くはないかな。

後味に少し酸っぱさが残る。

13クリックレシピ①

蒸らし湯量40、時間40秒

でも紅茶のような味が出た。

このレシピに共通しているところがあるのだろう。

温度変更比較
11クリック90℃レシピ②
13クリック96℃レシピ①
共通=蒸らし湯量40、時間40秒

この条件が、同じくらいの抽出になるのかもしれない。

細挽き+温度低め≒中細挽き+96℃

細かく挽いたぶん、温度を下げた。

粗く挽いた分、温度を上げた。

考えてみたらそうなるよな、という感じはする。

味的には96℃のほうが良い味になっていたかなとは思う。

90度のほうが味がまろやかになるぶん、インパクトがなく感じてしまうんだよね。

11クリックまとめ

全体的に蒸らし湯量、時間による差はそれほどないかもしれない。
あるとしても誤差の範囲内かも。

●自分が淹れた中でよかった蒸らし

蒸らし湯量30、時間40秒

蒸らし湯量30、時間30秒

がよかった。

甘さが出やすいレシピだと思う。

反対に蒸らし湯量40g。

酸味が感じやすく、薄くなりやすい傾向にある。

今までの経験上、焙煎のレベルによって味などのバランスは変わるので正解ではない。

けれどかなり焙煎が浅い豆には、蒸らし湯量30が合う傾向。

条件としては

浅い焙煎の豆

細挽き(挽きが細かい)

が合いやすい。

13クリックなら蒸らし40gが合うような気はする。

13クリック(TIME MORE C3MAX PRO)

TIME MORE C3MAX PROを使い、13クリックの挽目から、2つのレシピで検証します。

レシピ①

0:0030 or 40
蒸らし 0:30 or 0:4080
1:10160
1:50240

レシピ①検証結果

●蒸らし湯量40、時間40秒

落ち切り2:47

後味がフルーティー。

紅茶みたいな感じ。

ちょい薄いかな。

後味に紅茶のような甘みが少しだけ感じられる。

飲み慣れると、甘さ、酸味、濃さが出てくる。

●蒸らし湯量30、時間30秒

落ち切り2:41

やっぱり薄さを感じる。

フルーティーさ、紅茶っぽさはなし。

酸味を感じやすい。

●蒸らし湯量30、時間40秒

落ち切り2:51

全然ダメだ。

薄いからあまり味がしない。

飲んでると悪くはない。

このバランスのまま濃くなるとうまくなりそう。

温度を変更

レシピ①にて温度を変えて淹れてみることにした。

●蒸らし湯量40、時間40秒

温度:90℃

落ち切り2:47

温度を下げたのは悪くないが、甘さが出てこない。

でも全体的にコクは増えた。

薄いと感じることはない。

味はマイルド。酸味もない。

冷めてくると美味しくない。

●蒸らし湯量40、時間40秒

温度:93℃

落ち切り2:52

まろやかさはあるけど、味にパンチがない。

甘さもそれほどない。

全体的な味は酸味よりかな。

やはり、96℃のほうが味の抽出が良いのだろう。

温度変更まとめ

今までの経験上からも温度変化で良い結果があまりうまれていない。

浅煎りに限っては温度を下げることで良くはならないと感じた。

もっと挽目を細かくするとバランスがとれるのかもしれない。

うまくいくとすれば、もっと中煎りよりな豆かな。

レシピ②

0:0030 or 40
蒸らし 0:30 or 0:4095
1:10175
1:50240

レシピ②検証結果

●蒸らし湯量40、時間40秒

すっきり感満載の味。

酸味は酸っぱさを感じる。

全体的にあと一歩で薄くなる手前の濃さ。

ギリ薄いと思わないくらい。

ちょっとだけ甘さを感じる。

●蒸らし湯量30、時間30秒

薄さは少し感じるかな。

甘さは前回より出た。

後味にほんのり甘さと酸味が残る。

もっと甘さがほしい。

13クリックまとめ

11クリックではレシピ②のほうがよかったが、13クリックではレシピ①のほうが良い味が出せた。

・蒸らし湯量40g、時間40秒にて両比較

レシピ①は紅茶のような味わい。

味に深さがあり、甘さもある。

レシピ②は薄さが目立つ。

薄すぎるわけではなく、味にも深さがなく軽い味。

13クリックに関してはレシピ①が良い。

自分の予想だと挽きが荒い豆に対してはレシピ①のほうが甘さが出しやすいのかも。

これに関してはもっと検証が必要。

豆の焙煎によっても変わってくるだろう。

また新たな問題が見つかり嬉しく思う。

これで検証する項目が増えていけば、もっと美味しく淹れる方法が見つかるはず。

レシピ自体も改良の余地はありそうだけど、とりあえずこのレシピを突き詰めたいと思う。

その後に、新たなレシピ探しをしようと思う。

レシピの差

レシピ①

0:0030 or 40
蒸らし 0:30 or 0:4080
1:10160
1:50240

レシピ②

0:0030 or 40
蒸らし 0:30 or 0:4095
1:10175
1:50240

11クリックの場合

このレシピの差も明確に出た。

レシピ②のほうがコクが増し、まろやかな味になる。

味のバランスも良い。

レシピ①はちょい薄めになる。

そしてスッキリした味。

どちらがおいしいかというとレシピ②。

エチオピアの良さを引き出せている。

今までは、レシピ①に変えてから甘さが出ていたので、このレシピに固定していたが違った。

この答えはまだ確実ではないが、今回でそれなりに検証できたのでレシピ②のほうが味としても良さがある。

レシピをどうやって作ったのか

この2レシピは前半の湯量に差があるレシピ。

レシピ①は単純に3等分にしたレシピ。

レシピ②はコーヒーユーチューバー塾長のレシピを参考にしたもの。

4:6メソッドに近い形なので、やっぱり美味しいんだなという印象。

プロの方が使っているだけのことはあるってことですね。

にしても同じ条件というのはないので答えは出しづらい。

レシピについてはある程度の目星はついてきた感じはする。

レシピ②で間違いはないかな。

どんな豆、条件にしても、それなりに良い味は出せている。

その場で飲み比べしているわではなく、1日づつで比べているので確実性は下がるが。

今回の豆はシナモンローストよりなので、この焙煎度合いの豆にならはまるレシピだとは思われます。

条件としてはライトロースト寄り+11クリック(TIME MORE C3MAX PRO)

総合まとめ

今回2個のレシピが、どのような味を出せるのかわかってきた。

まだ甘さを最大限に出せているかはわからないので、もっともっと検証が必要。

今回わかったこと。

挽目によってレシピを変えると味が変わる
挽目+温度を変えることによって同じような味が出せる
(細め+温度低め=粗目+温度高め)

この挽目に対しての淹れ方の方向性は掴めてきたので、次はもっと追求できるはず。

挽目と蒸らし検証結果

・挽目細かめ

自分の場合蒸らしのバランスで良い味出せているのが、

蒸らし湯量30g、蒸らし時間30秒

蒸らし湯量30g、蒸らし時間40秒

・まぁ良いかな

蒸らし湯量40g、蒸らし時間40秒

あとは毎回豆と相談して探る感じですね。

・挽目粗目

蒸らし湯量40g、蒸らし時間40秒

検証は続く

浅煎り豆をポストコーヒーにて300g買って、また検証しようと思う。

また新たにレシピを試したり、ドリッパーを変えたりとできることは多数あるので検証は終わりそうにない笑

鈍足ではありますが、日々成長しています。

\ 翌々日には届くよ!/

無くなる前に頼んでね。

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この記事を書いた人

ドラマに魅せられてドリップコーヒーに興味を持ち始める。
浅煎り豆にハマり、浅煎りしか飲まない生活に。
毎日1杯のコーヒーを楽しみに生活しています。

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