注ぎ湯量で味が変わるのかの検証【ラ カンデリージャ コスタリカ】

今回する検証は注ぎの湯量が変わるとどれくらい味が変わるのか。

検証するレシピは、
5投で前半多めに注ぎ、後半少なめ。
前半少なめ、後半多め。

使用するレシピ

蒸らし湯量30gと時間は30秒に固定。

焙煎度	浅煎り
豆の量	16g
湯温	90℃
豆の粗さ	TIME MORE C3MAX PRO(15クリック)
抽出量	240ml
1投目	30　(蒸らし30秒)
2投目	66(96)
3投目	48(144)
4投目	48(192)
5投目	48(240)

焙煎度	浅煎り
豆の量	16g
湯温	90℃
豆の粗さ	TIME MORE C3MAX PRO(15クリック)
抽出量	240ml
1投目	30　(蒸らし30秒)
2投目	30(60)
3投目	60(120)
4投目	60(180)
5投目	60(240)

この2レシピでの検証します。

使用する豆

今回使用する豆は、ライトアップコーヒーさんにて購入したラ カンデリージャ コスタリカ(150g)です。
↓一緒に入っていたカードによる説明

浅焼きの、わりとシナモン。

注ぎの湯量の違いを検証

わかりやすく結果が出たので詳しく解説します。

前半多めに注ぐ

酸味が少なくなる印象。
たぶん誤差の範囲ないだとは思う。
すっきり感が強い。

多少薄めには感じるが味はシッカリしている印象。
後味は薄くなくスッキリ残る感じ。

前半少なめに注ぐ

前半少なめだとすっきり感はなく丸い味。
甘さと酸味のバランスは良い。
甘さは感じやすいかも。
多少酸味があるぶん、甘みを感じやすいのかもしれない。

前半に湯量少なめの結果は同じ

前半に少なめ注ぎを何度かトライしたけどやっぱり味が丸くなる。
スッキリした味にはならない。
丸い柔らかい味、悪い表現をしてしまうとクドいとも言える。
これは好みの問題かな。

まとめ

どちらが良いということはなく、好みの問題にはなりそう。
私はスッキリ目が好きなので前半多めに注ぐほうが合う。

スッキリが好みか、ほんわりと丸い味が良いのかの違い。

今まで淹れてきたなかで一番ハッキリとした結果がでたので驚いた。

蒸らし湯量40gでも検証

せっかくなので蒸らし湯量40gでもやってみました。

前半多めに注ぐ

すっきり感、酸味強め。
レモン感がある酸。
丸みはない。
甘さもそれほどない。
酸味が前面に出た味。
後味はわりとシッカリめ。

30gのときにはなかった酸味が出た印象。
湯量を増やし多分、抽出が上がったのか？！

前半少なめに注ぐ

やっぱり丸みの味になる。
それほど甘さもなく酸味が少々。
酸味の残る後味。

93℃にしてみた

全体的に味は薄めになった。
酸味も甘みもほぼない。
後味薄め。

温度を上げた分、味の感度が減ったのかも。
温度を下げたほうが味は感じやすいと言うから、その結果が現れた結果。

まとめ

やはり前半少なめ注ぎは、丸みの味になる結果がわかりやすく出た。

ライトアップコーヒー推奨レシピ

焙煎度	浅煎り
豆の量	16g
湯温	90℃
豆の粗さ	TIME MORE C3MAX PRO(15クリック)
抽出量	240ml
1投目	0:00 – 30g
2投目	0:30 – 100g
3投目	1:00 – 160g
4投目	1:20 – 200g
5投目	1:40 – 240g

推奨の蒸らし湯量は45gですが誤差をなくすため30gにて検証しました。

味の結果

かなりスッキリして少し薄い。
酸味が強めで酸っぱめ。
最初の2レシピに比べるとよりすっきり感が強い。

推奨するだけあって悪い印象はない。
ライトアップコーヒーの豆に対しての最適なレシピなんだろう。

総合まとめ

かなり面白い結果になった。
自分としてはそんなに差はでないのではないかと予想していたが、わかりやすく結果に出た。

同じ豆で何度か淹れてみての結果なので間違いはないと思います。
自分がやっている環境ですので他の方がやったら多少の誤差はでるかとは思いますが。

自分の腕が上がったのも、あるかもしれません。
淹れればいれるほど腕は上がっていきますね！