温度と注ぎ方による味の変化

浅煎り豆の温度と注ぎ方による味の変化

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温度と注ぎ方によって、コーヒーが落ちきるまでの時間と味の変化についてです。

目次

実験

下記項目にて実験をしました。

注ぎ方
真ん中中心 or のの字に広く
◆温度
90℃ or 92℃
◆蒸らし時間
30秒 or 40秒

エルサルバドル

今まで淹れてきてわかったことは、

組み合わせにより落ちきる時間がかわる。

浅煎りの場合は早く落ちたほうが味が良い傾向にある。

レシピ

この基本のレシピから変えた項目だけを記載します。

焙煎度浅煎り
豆の量16g
湯温90℃
豆の粗さ中細挽き(回し11クリック)
抽出量240ml
1投目30 (蒸らし30秒)
2投目66(96)
3投目72(168)
4投目72(240)

1回目

94℃、広げて注ぐ。

ちょい薄め。

温度を上げればよいってわけでもないな。

90℃~92℃あたりが最適だろう。

甘味はなく、ちょっとの酸味。

後味も薄い。

2回目

2回目

90℃、蒸らし40秒、広げ

甘さが足りない。

コクは出ている。

ちょっとの甘み。

後味は薄い。

飲んでると酸味出てくる。

冷めたせいかも。

3回目

92℃、40秒、広げ

甘味もわりと出てコクのほうが強め。

後味の薄さはない。

甘味より酸味のほうが少し強い。

味としてはここ最近でいい感じ。

出来良し。

4回目

4回目

92℃、40秒、中心注ぎ

この注ぎ方はやっぱり良い。

甘味とちょい薄さを感じるが味は良し。

酸味は抑えられ、甘味は感じやすいバランスになっている。

トゲもなくすっきりした感じ。

蒸らし40秒でも良さげ。

ただ広げたほうがコクは出た。

まぁ落ちる理論的にはそうなるよね。

コクが足りないことを考えるとやっぱり広げるのが良いのかなとは思う。

ここらへんの結論を出したい。

また検証が必要。

冷めてくると薄さを感じる。

5回目

92℃、広げ

酸味は抑えられ、甘味を感じやすい味。

後味薄め。味が残らない感じ。

飲んでると味が残ってくる。

甘み的には蒸らし30秒で良いとは思うのだが、コクを出すとなると40秒なんだよな。

難しいところ。

今回甘味はかなり良い。

6回目

92℃、40秒、広げ

やっぱり甘味はへりコクが増えるが悪くはない。

コクのほうが強調される味になる。

好みは30秒の味なんよ。

30のほうが甘味が確実にある。

7回目

7回目、90℃、広げ

甘味より。

薄さはきになる。

甘味があり好みの味にはなってきてるけど、薄さをどうにかしたい。

うっかり忘れていたけど、蒸らしの湯量変えるの忘れてた。

8回目

90℃、1投目35g

甘さがありちょっと薄め。

甘さもちょっと足りない。

コクもそこまでない。

やっぱり濃くするなら蒸らし時間か。

蒸らし湯量増やすと薄めになるか。

検証結果

豆により違いはでるが今回のエルサルバドルは、

コクを出す場合は92℃の蒸らし時間を40秒にすると良い。

90℃だと薄め。

92℃で蒸らし湯量30、30秒だとバランスが良い。

甘さよりの良い味が出せる。

どんな豆にも使えるレシピかな。

多少変えるとなると温度、蒸らし湯量、時間である程度は調整可能。

今回は広げて注ぐのを中心に注いだ。

この場合、味はまろやかになるが薄さが目立つ。

真ん中を中心に注いだほうが薄さは減るかもしれない。

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